泉質と効果
泉質
*ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
・毎分湧出量18,000L
・無色透明の源泉
・総源泉数500本以上
泉質は多彩で、硫酸塩泉34.3%、塩化物泉56.2%、単純温泉8.2%、アル単1.3%という比率になっています。海側はおおむね塩化物泉系で、とくに来宮駅東側を流れる糸川沿いに塩化物泉ラインが侵入(侵入フロント?)しています。
海岸沿いは塩化物泉の源泉が多く、山沿いは硫酸塩泉の源泉が多い。古くは大半の源泉が硫酸塩泉であったが、ボーリングによる源泉開発を多数行った結果、海沿いの源泉は、地下の線脈に海水の混入量が増えたため泉質が変わった。 温泉卵は蒸気で作ってください、お湯にいれてもなかなかできません。
温泉の作用と効果
◆科学的作用・効果
温泉に含まれている科学成分が入浴や飲泉によって体内に吸収されることで、身体に様々な薬理的効果を生みます。これらが総合的に働いて、健康のためによい結果をもたらします。
◆転地効果
温泉地へ移動することによって生活環境が変わり、ストレス解消と精神疲労に効果があって、良好な気候条件が健康の回復に役立ちます。
◆物理的作用・効果
温熱作用-新陳代謝の促進や自律神経の調整に効果があります。
水圧効果-圧力により運動効果やマッサージ効果があります。
浮力効果-身体が自由になることでリラックスでき、リハビリなどに効果があります。